こんにちは!ペットシッターおうち日和の平松です(^-^) 寒さも本格的になってまいりましたが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

さて、12/8.9とお休みを頂きまして、動物介護士、動物介護ホームの研修に行かせていただきました。 今までお世話した子で特別な介護が必要だった子はいませんでしたが、いつどんなご依頼がきても対応できるように、困っている方がいたら何かできる時がくるかもしれないのでその時のために勉強したかったのです。

*老犬介護ホームとは…高齢、病気、介護が必要なわんちゃんをお預かりできる施設。ペットホテルと違うところは、終身の預かりも可能で病気の受け入れもできること。

1日目、、老犬ホームとはこんなところ

飼い主の高齢化と共に、ペットも歳をとり介護が必要となって、自宅で飼うのが難しくなります。高齢の方ばかりでなく、共働きで日中家に入れない方などは老犬ホームを利用されるそうです。              介護が必要な犬とは夜泣き、目が見えなくなる、寝たきり、認知症など。特に認知症の子で回転行動をする子は頭などをぶつけて怪我をしてもぐるぐると歩き続ける場合もあるので、知識がないと大変ですし、目が離せない状態の場合もあります。その子に合わせた介護が必要。困った飼い主が老犬ホームを頼られるそうです。 

私達はグループに分かれ、どんな老犬ホームがあったらいいか、話し合い、紙にまとめてみました。

よく見えませんね、、(・・;)

要は休みの日に老犬ホームにある畑で農作業もできて、自分が預けている犬にも会える、という一石二鳥な施設です(^ ^)  預けられたわんちゃんが飼い主に会えるよう、飼い主も頻繁に通いたくなる老犬ホームがいいね、と農園にたどりつきました。どんな老犬ホームならわんちゃんも飼い主の方も喜ぶか具体的に考えたことがとても勉強になりました。

 

2日目、、実際に老犬ホームを見学    

   「ドッグライフプランナーズ新宿校」                                                                                                                   

私が想像していた老犬ホームとは違い、都会の中の施設でした。実際に預かっているわんちゃんも見せていただき、回転行動をしている子もいました。その子のいる場所はぶつかっても大丈夫なようにまわりをマットのようなもので囲ってありました。

この老犬ホームを何店舗も経営している岸先生はドッグトレーナーで、災害救助犬の指導もされている方です。犬に関して本当にいろんな方面の知識がある方でした。 老犬ホームを作る時に気をつけること、犬のしつけ、災害時のこと、興味のある話ばかりでした。

説明されているのが岸先生です

特にためになったお話が、しつけと訓練、トレーニングは似ているが違うということ。しつけは人と犬がお互いに安全かつ快適に生活するためのルール作り。噛まない、吠えっぱなしにならない、トイレ、ハウス、引っ張り続けさせない、が基本。

岸先生がドッグライフプランナーズを作った理由は高齢の人にも犬を飼ってもらいたいからだそうです。犬がいる人生は楽しい。どうしたら年をとっても犬を飼ってもらえるか?と考えた時に老犬ホームにたどりついたそうです。飼い主が老犬介護で困った時に頼れる場所が老犬ホーム。  その頃はまだ老犬ホームがない時代、、。1から考えながらより良くなるようやられたそうです。        

お話を聞かせていただいて、自分のペットシッターとしての役割を考えさせられました。また、これからもっと勉強して、飼い主様に必要とされる仕事をしていきたいと思いました。

日比谷公園の紅葉が綺麗でした(^-^)