ねこちゃんは夏でもぬるま湯が好き?(ペットにもっと水を飲んで欲しい方へ)
こんにちは。ペットシッターこぐまの熊木です。
今年のお盆は大型低気圧で雨続きでしたね。
皆様のお住まい地域は大丈夫だったでしょうか。
気温はここ数日、少し控えめなのでほっとしますが、
夏も冬も年中問わず悩ましいのが、猫ちゃんの水分補給問題です。
暑くなってくると、グラビティ(地球への重力)感を出してくるタマちょん
猫は、乾燥地帯に住むリビアヤマネコに起源を持つといわれているだけに、体の乾燥?にも慣れているのか?
犬や他のペットに比べ、自分で水分補給をすることに、どちらかというと熱心ではないことが多いようですね。
それ故にどうしてもおしっこが濃くなりがちで、加齢とともにそれへの負担が大きくなっていく
腎臓や尿路系の疾患が多いことで知られています。
とは言え、出来る限りの対策はしたいのが飼主ごころ。
私も、我が家の猫ズへの水分補給に腐心するひとりです。
定番なのは、
〇 カリカリフードがメインの猫ちゃんも、ウェットフードを混ぜる。
基本的にはカリカリのほうが好きなまるお
ですが、受け売りで知った、下記もおすすめです。
〇 ちゅーる系のトロトロおやつを、水や白湯でスープ状に薄める。
【利点】ちゅーる系を好む猫ちゃんは、かなりの確率で完食してくれるます。
ただし、薄めすぎないように注意です。うちでは、原液の3~4倍程度までにしか薄めていません。
ただ、これは猫ちゃんによって好みがあるようです。
うちの場合、約10歳のタマちょんは完食してくれます。(時間になると待ち伏せているので、楽しみにしてくれているよう。)
が、約3歳のまるお青年は、薄めたものはあまり飲んでくれませんでした。
原液のままは相変わらず大好きなので、薄味ちゅーるはお口に合わなかったのかもしれません。
若いから…。(ハンバーグ+パフェが同時にいける若者と冷ややっこを好む初老マダム。的な…?と勝手に理由を考える)
原液を楽しむ若人と薄味をたしなむマダム
実は、特におすすめなのがこれ↓です!
〇 白湯(ぬるま湯)
「タマさま、白湯(さゆ)でございますが…」と、ある寒い冬の日、
ぬるま湯を水の代わりに、いつもの洗面器(水場)にいれてみたところ、
これが大うけ。すごい勢いで、ごっくんごっくん言いながら、飲んでくれました。
これはまるおも気に入ってます。
ファウンテン(流れる水)も好きなまるお
そして季節は移り変わり…
春になり、初夏になり、暑くなってきたので、さすがに白湯は…と思い、止めてみたところ、
我らがタマ之丞は、常温水の入った洗面器の前で、下僕(わたし)をチラ見。
仕方なしにちょびちょび舌をつけた後で、「違うねんけど」的な。
なので下僕、慌てて、いつもの白湯を入れたところ、満足げに、ごっくんごっくん飲み始めました。
クーラーつけてなかったら、汗びっしょりのような日です。(クーラーはつけてたけど安全な高め設定)
結論。たまるおは、年中白湯が好き。
猫ちゃんみんながそうとは限りませんが、よかったら一度試してみてくださいませ。
もちろん、ワンちゃんにも!
なお我が家では、白湯に対して、タマちゃんのほうが、まるおより敏感です。
ヒトと一緒だな、とつくづく思う今日この頃。
(キンキンに冷えたのが好きな若者と、真夏でも、キンキン冷えは苦手な中高年以上。的な。)
というのは主観で、どうやら、狩りをして新鮮な獲物を食していた野生時代からの名残りで、
一般的に、特に肉食動物は、生ぬるいもののほうを、好むようです。
ワイルド・アット・ハートなタマちょん
なお、沸かしたお湯から「ぬるま湯」を毎回調整するのは時間もかかるし、大変なので、
私は途中から、蛇口からのお湯(ガス給湯器で40度設定のもの)をそのままあげるようになりました。
一定温度となったことで、さらに安定して飲んでくれています。
デメリットは、お白湯は、すぐに冷めちゃうので、猫ちゃんが水場に向かったタイミングで、
気づいてあげて、大急ぎで白湯を入れてあげる必要があることです。
「冷たいのやし、じゃあええわ」となる前に、「少々お待ちを…っ。すいませんねぇ…」と話しかけながら…。
下僕度は間違いなく上がります。
ではまた!