ねこちゃんの体重管理① ~我が家の場合・まるお編~ (体重が増えて欲しい方へ)

こんにちは。秋ですね。紅葉の季節になってまいりました。

私は秋が四季の中で一番好きです。
山や自然が好きなので、赤や黄金色に色づいていく山々や木々を見ると、本当にときめくというか、
その色とりどりのパレットのような世界に引き込まれていくのです。
そういう方、多いのではないでしょうか。

熟した柿も美味しいし。
(子供の時って、柿って全然ときめかなかったのに、今は熟した富有柿とかみると、居てもたってもいられません。
大人(というか熟年…)への階段を順調に上がっている気がします。)

と、秋(富有柿?)に想いを寄せながら、前回のブログ「かかりつけの動物病院編」の投稿日をみてしまい、
時の流れに唖然としている、ペットシッターこぐまの熊木です。

前置きが長くなってすいません。
お待たせしました。今回は、ねこちゃんの体重管理について書いてみたいと思います。
まずは、体重増加を目指す方へ。今回はやせっぽっちからスタートした、まるおのお話です。

【前回までのおさらい】
これくらいで動物病院に行っていいのかな?(ペットの健康が気になる方へ) | ペットシッターこぐま (intopet.jp)

重複しますが、ずいぶん間があいてしまいましたし、読んでいない方もいらっしゃると思うので、まずはまるお情報を再掲します。

(注)【上記回を読んで頂いていた方へ】
まるお保護「1か月目」として載せた写真(下記)ですが、再確認したところ、正しくは「12日後」でした!
大変失礼しました。ブログの方も訂正しています。

まるお「1か月でこれは無いわー。」(すいません)

【まるお】♂(うす茶、2020年4月に保護。現在約3~4才)
とある奈良の山をハイキング中、麓(車・公道はここまで)から登山道を、約1時間歩いて上ったところにある尾根の休憩ポイントで、
かなり痩せ(+部分的にハゲ気味)、脱水状態だった彼を発見。考えぬいた末、大急ぎで迎える準備をして、翌々日に緊急保護しました。
(まるおとの出会い、決断、レスキュー決行までの準備や保護時の様子なども、追々詳細をお伝えできたらと考えています。)

保護した翌日、獣医の先生に診てもらったところ、当時、推定2~3才。体重は2.8キロでした。

新たな写真を発掘。こちらの2枚は保護3週間(約20日)後です。
直後の写真は色々切なくなるので、あえて少し経ったものをどうぞ。
それでも痩せてるなぁ…。(今のまるおとのギャップに我ながら、少し驚きます。体格はもちろんですが、表情もなんか違う…)

「やせっぽっちだったぼくちん。」
(まだ心を開いてないまなざし)
「ペンギンに背後を取られてっけど、なんかもう、いいっす。」(お疲れ気味)

幸い、食欲は最初からあったので、獣医の先生の助言通り、とにかく食べたいだけ食べさせました。

【太らせたい場合のポイント】は、いたってシンプルです。

① 「仔猫用フード」を与える。
食いつきがよければ、ウェットでもカリカリでもなんでもOK。
脱水気味なのであれば、ウェットを混ぜるとさらに良い。(ウェットも食べてくれる場合)
とにかく栄養不足なので、栄養を筋肉・骨・内蔵機能など血肉に出来るだけ沢山還元させる必要あり。
仔猫用フードは、高カロリーで、成長期に必要な栄養がたっぷり含まれているから、とのことです。なるほど!

② 欲しがるだけ与える。
ウェットとカリカリを混ぜたり、催促があればカリカリを追加したり、最初はとにかくご所望のままに、与えていました。
ただ、食べ過ぎていたり、栄養不足で胃腸が弱っていると吐いてしまったりするかもしれないので、決まった時間以外のご所望分は、
少しずつあげるようにしていました。

途中、ワクチン接種や猫風邪で通院するたび、体重を量ってもらえるので、落ち着いたころ、フードを変化させていきました。
以下、記録していた経過です。

【10日後】3.2キロ
いきなり0.4キロ増!(それだけ体が欲していたんですかね…)
【14日後】3.4キロ 去勢手術。
本当は保護してすぐに手術してもらいたかったのですが、
「痩せすぎで体力が心配なのと、免疫力がまだ弱いはずなので、ある程度体重が増えてから。」ということで、満を持してから、
「新しいまるお」になって頂きました。

Instagramでも紹介。生まれ変わるため、コスモ(動物病院)を目指す宇宙船まるお号。
(BGMはゴダイ〇さんの 【銀河鉄道999】でどうぞ。♪さぁ行くんだ その顔をーあーげてー 古い夢はー 置いて行くがいいー♪)


【16日後】
仔猫用と大人用室内猫向け(ややカロリー抑え目)を半々に。
避妊去勢手術をしたねこちゃんは、ホルモンバランスの関係で太りやすくなる。ということで、半分は室内猫用(チキン)にかえてみました。
また、食事回数は3回+夜おやつに変更。一日の分量も、フードに記載の体重(理想4~5キロ)に合わせました。
ずっと下痢気味だったのが、この頃やっと固形のうんちになってくれました。

新しい自分になったけど、まだ少し不安そうなまるお。


【1か月後】3.6キロ
この頃から、室内猫向け(チキン)のカリカリのみに変更しています。

お友達いるかなーと気を利かせて買ってきたゴールデン君を置いてみたら、迷惑そうなまるお。
「いや、そういうことじゃ無いっす。」

この頃から自信が目ぢからに現れてくる、まるお。「撮るんなら、マネージャー通してくれる?」



【2か月後】3.7キロ
この頃から、保護時バサバサだった毛並みが、明らかにつやつやでなめらかに。
密度はあと一息といった感じ。(6月下旬。夏毛なのでこんなものなのかな?)

態度もすっかり自信をつけて来たまるお。
「だから、マネージャー…。てか、ここ狭いねんけど。」(すいません)

ここで、毛並みも良くなってきたかわいいまるおの3連投です。(ただの親バカ)

まだちょっと痩せてます。


ぬいぐるみみたいな愛くるしさを見せてくるまるお。


【3か月後】3.8キロ
保護時から1キロ増えました。


【4か月後】3.9キロ
痩せている印象は、ほとんど無くなってきました。
「あ、どうも。イエネコのまるおです。」

【6か月後】4.1キロ (2020年10月)
むむっ?あれ?病院にいくたびに、体重増え続けてる…。

あれ、ふっくらに見える…?「気のせいです。」

見た目には十分適正体重なのと、今の食事量で1か月毎に順調に100gずつ増加ペースはちょっとまずいのでは、、と気づき始める。
この頃から、1日の分量を、少し減らしています。(ほんの10~15g)

(おまけ)
この頃、下記の情報に出会う。(アニマルハーモニー大阪さんのホームページより)
「ぽっちゃりの可愛い猫ちゃんです。」


【1年後】4.4キロ (2021年4月)
思わず、あーーっと息をのむ順調すぎる成長ぶり。
明らかにお腹がタプタプしてきている(ただし、触り心地は最高。)ので、このあたりから、さらに1日の分量を少し減らし、
かつ、タマちゃん用の「ダイエットしたい猫ちゃん用」カリカリ(ターキー)に変えました。
ただ、これだけでは飽きてきているようだったので、食いつきの良いお魚系カリカリを添えて。(フレンチのメニュー風)

「美味しかったら、何でもええっす。」

 


姐さん(タマラ)との暮らしが始まって早4か月目。

ずっと悩んでいた、電子体重計をここでポチっ。(約2,500円でした。早く買えば良かった…。)

人間用ですが、赤ちゃんを測る機能が付いてます。自分を量ってから赤ちゃん(猫ちゃん)を抱いて量ると、勝手に差を出してくれるタイプ。
さらに、専用のアプリをスマホにインストールしてBluetoothでつなげて量ると、記録までしてくれます。ハイテク!
ペット用体重計はお値段が高いので、抱かせてくれる猫ちゃんの場合になりますが、これは大変おすすめです。


【現在(約1年半後)】4.6キロ (2021年11月)
スローにはなっていますが…、また増えています。
1日の分量は、フード袋に書いてあるものより結構少な目なんですが。
ずっと見てるので気づかなかったのですが、よく見たら、小顔になってる…のではなく、そう見えるほど、体つきがどっしりしてきています。
ちょっとふっくら気味と思われるので、これ以上は増えないよう、少々落としてから、維持がよいのかもしれません。

最近腰のあたりがどっしりしてきたって言われてしまうまるお。
「気のせいっす。」(いや、本当にです)

もうバサバサの毛並みじゃ無いっす。(すねがハゲ気味なのはご愛嬌。←舐めすぎ)

あんなにやせっぽっちだったまるおが、2年弱で、ダイエットを考えるまでに成長したのは、感慨深いものがあります。
これからは、タマちゃんと一緒にダイエットを頑張ってもらいます!

次回は、タマラを中心に、待望のダイエット編です。

猫のダイエットは、かくも難しい…
(と早くもうまく行っていない感がバレバレ)

皆様、またお会いしましょう♪

ペットシッターこぐま
熊木和香菜

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