キャバリアの心臓のこと

こんにちは!印西市のペットシッタースマイルリリィの横山です。

最近Instagramの投稿で済ませてしまうことが多いのですが、その中からブログにも転載&加筆してみます。

先日、元繁殖犬アリス(8歳)の心臓の定期検診でした。昨年5月に僧帽弁閉鎖不全症と診断されてから、2ヶ月おきにエコーで診ていただいてます。

またまた、血液の逆流量など前回と変わらず、「お薬はまだ始めなくて大丈夫でしょう。」と。本人も至って元気に過ごしています♪

小型犬に多い心臓病は殆どが この僧帽弁閉鎖不全症なのですが、他の犬種が8〜10歳くらいとかシニアになってから発症するのに対し、キャバリアは早いと3歳くらいから心雑音(血液の逆流)が見つかるケースがあるそうです。発覚平均年齢も6〜8歳くらいと若いです。

そして、発症率も。
アリスの件で循環器に詳しい先生が、キャバリアの9割が生まれつき心臓に奇形があると仰ってました。
つまりキャバリアに関しては殆どの子がいずれ心臓を悪くしちゃうんですよね、、、

ちなみに外科手術で完治できるようですが、手術ができる病院が国内では数件、費用も手術前後の検査等や治療を含めると200万円は必要なようです。

これについては考え方は様々だと思いますが、私は手術をしない方向で考えています。キャバリアをお迎えする際に心臓を悪くすることは分かっており、お迎え当初からそれに向けて家族で覚悟はしていました。そして、やはり手術費用の捻出です。個人的に200万円の手術は一般的な治療とは思えません。それに、仮にアリスの手術費用を捻出したとして、ほぼ同時にリリィも同じ病になれば…?正直、そうなるとリリィに同じことをしてあげれないかも知れません。

最近はクラウドファウンディングで費用を募る方がいらっしゃるようですが、キャバリアについてはお迎え当初から分かっていた事ですし、私自身は考えていないです。(もちろんそれで救われる命があるので、クラウドファウンディングで資金を集める方を否定はしません)

明るく楽しくユーモアたっぷりに!がモットーなスマイルリリィですが、命を預かる仕事に携わっているからこそ、感情だけでなく冷静に物事を見て向き合わないと。をいつも前提にしています。

アリスの心臓に関しては、今後もInstagramで経過を載せていきたいと思います。少しでも同じ病気のワンちゃんの参考になりますように☺︎

  • URLをコピーしました!