こんにちは!印西市のペットシッタースマイルリリィの横山です。
キャバリア界一の肝っ玉かあちゃん(横山調べ)、アリス。
昨日、麻酔下でスケーリング&ポリッシングをしてまいりました!
歯はピカピカなりましたが、右下の前臼歯以外は抜歯なしです。ってまぁ、元々前歯は折れていてほぼないし、お迎え時の避妊手術で8本抜歯しているので、数えてないけど数えるほどしか残っていません。(ちなみに犬の歯は42本です)
そしてそもそも、その前臼歯も抜歯というかスポッと抜けたそうです。
◆歯周ポケット内の歯石もできる限り除去したが全体的に歯がぐらつく。今後も自然に抜ける歯があるかも。
◆所々色素沈着している部分あり。それはスケーリングでは取れなかった。個人的に気になるレベルではない。
◆歯肉は下がってボロボロなので、これからは歯ブラシで歯肉マッサージをして鍛えていく。
◆表面を研磨(ポリッシング)したが、元の歯が凸凹、ザラザラしていたので、これからも健康な歯(リリィ)よりは歯垢がつきやすくなる。
◆口臭がなくなった。
迎えに行った際は麻酔から完全に覚めてないようでしたが、口の中が痛いようで血の匂いがするヨダレを溜めながら小さな声でしばらく鳴いていました。その日は食欲がありましたが、ションボリとして元気がなく、翌朝ようやくいつものアリスに戻りました。
【繁殖犬アリス】
2020.7に引き取った際、重度歯石で酷い歯周病だった。
ブリーダーは一度歯石除去をしたと言っていたが、麻酔下だったかは不明。帝王切開も病気もした事ないらしいので、歯石のためだけにわざわざ病院行く?なんて思ってしまう。
避妊手術の際にスケーリングをしているが、しっかりとはできなかった。これは当時の先生から“限られた時間内で優先すべきは避妊手術”という説明があったので、仕方がないと思っています。
歯磨きを主人に任せて、嫌がる原因を追求してこなかった。
シニアで心疾患があるから麻酔をかけれないと思い込んで、すぐに病院で相談しなかった。
と、私の勉強不足でここまで来るのに随分時間がかかってしまいました(;ω;)
先生は、歯磨きができていない飼い主だったらもっと抜歯してたと仰ってました。
そうですよね。歯磨きできないorしない飼い主さんだったら、愛犬を頑張らせた翌日からまた歯垢をつけて、お口の中で歯周病菌を元気にしてしまいます。
無麻酔でも麻酔下でも、歯石除去をするなら歯磨きをしっかり出来る様にならないと意味ないですね。
そしてしつこいですが、無麻酔歯石除去 は歯垢や歯石が付きやすくなったり、愛犬が歯磨きさせてくれなくなる可能性がありますよ。よく調べて考えてくださいね。
なお、もし麻酔下でできなきなかったら「これ以上悪化しない様、歯磨きで維持するしかなかったですね」とのこと。スカローデンタルジェルを続けていたら表面は取れたかもですが、歯周ポケットはどうだったか。。。
【気になる費用】
血管確保 3000円
胸部レントゲン 5000円
血液検査 8000円
スケーリング&ポリッシング 35000円
合計 51000円でした!
麻酔を行うにあたって、胸部レントゲンと血液検査はしばらくしていなかったので行いました。
最後に、正直な気持ちです。
アリスの場合はお迎えした際から口腔内がボロボロでした。とは言え、初めて愛犬のスケーリングを体験し、術後の痛そうな様子を見て落ち込みましたし、胸が痛かったです。
これがリリィ…完全に自分の無知や怠慢が原因だったら、私はもっと落ち込んでいたと思います。
愛情もって飼育する、ペット達を幸せにするってどういう事なんだろう。って、改めて考えるきっかけになりました☺︎