sippo猫塾「めざせ20歳! 服部幸先生に学ぶ、猫と長く幸せに暮らす方法」第五回は「愛猫がかんと言われたら考えること」です。

フード品質向上、医療や生活環境充実等々、とても嬉しいことにご長寿猫さんも当たり前の世の中なっています🌺
ですが、高齢猫さんの三大疾患「腎臓病」、「がん」、「糖尿病」が多いのも事実なのです。

今回は「がん」について。
服部先生、たくさん専門的なお話しもして下さいましたが、猫に圧倒的に多い「がん」はリンパ腫との事。ここでもリンパ種について服部先生からお伺いしたことをほんの一部ですがお伝えします。

まず、ハッとしたこと。
飼い主様が喫煙していると、明らかに飼い猫のリンパ種罹患率が上がると言うこと。もう何年も前から副流煙は問題になっていますが、人間はカラダに副流煙を浴びても、皮膚や髪の毛をザーリザーリと舐めたりしませんよね🚬

だけど、副流煙を浴びた猫は、そんなこと意識せず。いつものようにグルーミングでカラダ中をしっかり舐めるのです。だからこそ、猫にとっての副流煙はダイレクトに影響があり、そのため実際喫煙しているご家庭で飼われている猫さんはリンパ腫になる可能性が高くなると。

喫煙させる飼い主様がいらっしゃったら、禁煙がベストではあるものの、なかなか難しいと思います。ただ、禁煙されなくてもしっかり換気し、副流煙が猫のカラダに付着しないように、もちろん吸い殻は絶対に猫の手の届かない場所で。と、常日頃意識なさって頂けると飼い主様も猫さんにとっても良いと思います。是非ご参考下さい。

 

【Cancer】

リンパ種治療の選択肢は ・抗がん剤 ・放射線治療 ・手術と大きく分けられますが、リンパ腫には抗がん剤のうまみが多く、完治する事もあると。
もちろん、リンパ腫の出来た場所や悪性度によっても異なりますが、リンパ腫と宣告されてただ絶望するだけでなく、獣医さんとしっかり話しあい、適切な治療を選択する事で未来をしっかり見つめる事が出来る。

もしも愛猫がリンパ種と宣告されたら。きっと意識も朦朧とし、腰も足もふらふらで立っていることすらままならないと思います。だけど、だけど。。よし❗と現象を受け止め、下半身をしっかり踏ん張って未来へ、愛猫のために何をすべきかをしっかり見つめる事をすべきだ。そのためにも今を大切に。普段の状態を理解して、何かあったときにはしっかり獣医さんと相談出来る環境でいようと、今回の講座でも改めて気付かせて頂きました。

セミナーが終わった後はいつものように猫シッターのお仲間と、会場近くのファミレスで遅めの夕ご飯😊☕🌙 日々、いろいろな猫さんのお世話をしているメンバーだから、話が尽きる事はなくて、もう時間が足りないのです😅そしてまた、ひゃーーっ💦こんな時間だね~と、また次回のセミナーでねーお疲れ様ー🤗と、それぞれのエリアへ帰宅するのです🚃💨

次回は今期セミナー最終回「慢性腎臓病について -猫に最も多い病気-」です。服部先生ご多忙なさなか、次回も何卒宜しくお願い致します🐈