さて前回のつづき^^
熱中症になりやすい傾向があると言われている、特に注意が必要な猫さんについてです。

仔猫やご高齢猫さん
健康な成猫であれば自力で体温調整を行い、暑ければ涼しい場所へ、寒ければ暖かい場所へと移動してくれますが、仔猫さんは生理機能が未発達のため体温調節がまだ上手く出来ません。ご高齢猫さんの場合は老化による生理機能の衰えなどの理由で体温調節が上手く出来ない事があります。

また、猫のグルーミングは体温調整(夏場は体中を唾液で湿らせ帰化させ温度を下げる)の役割ももっていますが、ご高齢猫さんはグルーミングも少なくなる傾向があるのでこれも原因のひとつかなと個人的には考えます。

仔猫さんの場合、お留守番中はケージというお宅もあると思いますがケージの設置場所は注意なさって下さいね。
ご高齢猫さんの場合『1日のうち、ほとんどいつもここで寝ています^^』というお宅もあると思います。お気に入りの寝床のそばにお水を置くなども宜しいかと思います。『それじゃ尚更動かなくなっちゃうわ^^ゞ』というお声もあるかと思いますが、熱中症対策のひとつとご検討下さいね。

太っている猫さん
皮下脂肪により熱が体にこもりやすいと言われています。
太っていてグルーミングが困難な猫さんもいらっしゃいますので、先にあげたグルーミングでの体温調整が難しいという事も言えるかなと思います。

鼻ぺちゃの猫さん
ペルシャ、エキゾチックショートヘアなど鼻ぺちゃの猫さんを短頭種と言いますが、短頭種はスムーズな呼吸がしづらくなる場合があり呼吸による体温調節が難しい場合があるためと言われています。

猫さんも飼い主様もくれぐれも熱中症にならないようにご注意下さいね^^

エキゾチックショートヘアのモフ君です

お気に入りの場所もたくさん^^室内環境もバッチリ元気に遊んで快適なお留守番^^