◆ 講師:宮崎徹 先生
◆ テーマ:猫とAIMの未来像
【セミナーアウトプット⑤】
前回からの続きです。 ご覧頂いてからお読み下さい。
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進捗が確認出来た「AIM猫薬」さらに具体的に。

◇AIM創薬「2種類」有ります。

① 注射薬(AIMタンパク質創薬)
活性化したAIMそのものを注射して補充する。
(最短で2027年初旬には上市の可能性有)

◆AIM(台紙から剥がした)を直接投与[注射]する。

→ これによりゴミにAIMが貼り付き掃除してもらいキレイになる。
→ ゴミが大量でもAIMを際限なく投与することが出来る。

◆元々体内にあるタンパク質を使った薬のため副作用は無い!!素晴らしい😻

◆但し、化学合成では作れない!!
培養細胞に作らせる必要があり非常に手間暇かかる、取扱いも大変デリケート=費用がかかる。

② AIM活性化剤
自己のAIMを活性化させる。
商品化され発売中のドライフード、スナック、サプリメント。
(薬は開発中)

◆これは「AIMが台紙から剥がれないのが問題なのだから、台紙から強制的に剥がし、働かせる薬を作れば良いのではないか
というアイデアから研究がはじまり、成分を発見。
商品化が実現した。

「予防」にも適している。
→ 健康な猫(症状が無くても、腎臓病と診断されていなくても)に与えるのも良い。
→ 常時摂取する事により発症そのものを防げたり進行を抑えたりする効果が期待出来る。
→ 他のフードと混ぜても併用しても良い。

◆但し元々体内に持っているAIMの量には限りがある(今がMAX)ため、自己AIMが活性化しても補えない程のゴミが溜まっている場合(症状が進行している)は①注射薬が有効。
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◆ では、①注射薬が晴れて上市(市販)された場合、
私達飼い主はどうやって治療を受けられるのでしょうか

⇨ 動物病院で獣医師に治療してもらう必要がある。

上記の通り取扱いが大変デリケート(取扱い方によっては分解してしまって注射しても効果が出ないなども起こりうる)なため、出始めは研修にクリアした「一部の病院」での可能性もある。

そして充分認知を高めた上で幅広くたくさんの獣医師に自由に使ってもらうようにしようかと考えているが、ここはまだ議論中と。

ただ、出来るだけ早い段階でどこでも自由に治療が可能になるよう進めたい。
その間にもAIM自体の工夫(取扱いが楽になるような)も出来るかと考えていると。

治療費はいくら

⇨ 上記の通り非常に手間とコストはかかるが、改良に改良を重ねた。
何とか注射1回分1万円を切るくらいに出来れば良いなと思っている。
それくらいまでにはもって行けるのではないかと思っていると。

◆実際に必要な注射の回数は
(ここは著書から)

⇨ 症状や重症度が異なるため一頭一頭で投与量や投与の間隔を変えていく必要がある。
いち猫さんの例ですが「ステージ3後期で3月、同年9月、翌年4月の3クールに分けてそれぞれ複数回」と著書にありましたので「毎日」ということはないようです。
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アウトプットは以上です。
一刻も早いAIM猫薬の上市(市販)を願ってやみません。
腎臓病だけでなく他の病気や症状にも活用出来る画期的な薬です。
この薬が一般化する頃には猫の寿命も延びているかもしれません。猫に健康で長生きしてほしい。ならば自分も健康でいなくちゃですね✨

セミナー受講後、我が家の猫もAIM取入れてます。
元々ロイカナメインだったので、ドライフードはミックスしています。
おやつは普段あげていないので食いつきがハンパない!たまのご褒美にしています。
決してこれがお薦めです!という訳ではなく(写真はセミナーアウトプット分かりやすくの意味もあります)フード選びは慎重になさって下さい😊
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著書を拝読したり以前からAIMへの期待は抱いていたモノの、このセミナーを受講し「夢が現実になるんだ」と実感しました。
未来への希望や期待を持つって本当に素晴しいと思いました。

猫愛に溢れた方が読んで下さっていると思っているので、出来るだけ具体的に分かりやすく、しっかりお伝えしたい!と、こんなにもボリューム大になってしまいました。あくまで個人の理解具合です。ご了承頂けますと幸いです。
詳細は先生の著書『 猫が30歳まで生きる日 』 を😸
最後までお読み下さりありがとうございます。