【資格】愛玩動物飼養管理士1級
こんにちは。ペットシッターこぐまの熊木です。
名字のイメージなのか、初対面の方には、「いかつい方が来るのかと思っていました。」
とよく言われます。実際は、こぐまサイズです。
名字のせいかどうなのか、物心ついたときから、動物と山や自然に憧れて今に至ります。
動物以外の趣味は、山歩きと星空観察です。前職までは旅行業だったので、英国やニュージーランドでの勤務経験もあるのですが、スイスでは、ハイキングや星空のガイドもしていました。
2020年春、歩いていた奈良の山の尾根で、ガリガリで脱水状態だったオス猫に遭遇・保護しました。丸まった鍵尻尾にちなんで「まるお」と名付け、今は一緒に暮らしています。
また同年冬、動物愛護センターから約10才の三毛猫を迎えました。年齢的に今までの名前で呼んであげたいと考えていたのですが、残念ながら不明だった為、好きな画家のひとり、タマラ・ド・レンピッカから取り、「タマラ」と名付けました。(結局、タマちょん。と呼んでいますが。←とても和風)今はタマちょーんと呼べば、ちゃんと振り向いてくれます。
英国滞在時は、下宿先の大家さんがペットシッターさんでした。
毎日犬と猫たちに囲まれて、大変だけどいつも大きな笑顔が印象的で、英国人らしく表向きはシニカルだけど、実は驚くほどひとにも動物にも心優しくて温かい、お洒落なひと。
そんな彼女を通じて、本当にたくさんの事を学びました。
この仕事を知り、目指すことにしたきっかけです。
犬や猫は幼少期から家で飼っていたので大好きで、大阪の動物保護団体ではボランティアを続けて10年以上になります。犬舎・猫舎掃除や様々な個性やサイズのワンさん達とのお散歩、猫さま達のお相手を嬉々としてこなす中で、コンパニオン・アニマルズと言われる彼らとの共生、住みやすい社会とは…と考えるようになりました。
動物福祉先進国と言われる英国での滞在時は、いくつかのアニマルシェルター(動物保護施設)へ見学に行きました。
どういった設備なのか、保護犬・保護猫へのケアやお世話はどのようにされているのか、また運営について、知りたかったからです。
また、滞在したどの国でも、ペットとの暮らし方については豊かさや様々な違いを感じることが多く、学び、考えさせられました。
日本ではペットシッターという役目は、認知度がまだそう高くはないかもしれません。
しかし行政より民間のほうが先んじて、動物たちのQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)について、意識は高まる一方だと感じています。
飼い主さんと一緒にお出かけ出来ない時、外出が長くなる時、いつも通りの環境で、日なったぼっこしながら、のんびりお留守番してくれたら。
帰ってきた時、ちょっとは拗ねていても、リラックスしたままの表情で出迎えてくれたら。
体調不良や急な怪我でお散歩に行けない。
もし入院にでもなったら、残されたこの子たちのお世話はどうしたらいいのだろう。
そんな時の、かかりつけのペットシッターさん。
安心して一緒に暮らせる、そんな安心に応えるペットシッターでありたいと考えています。