これくらいで動物病院に行っていいのかな?(ペットの健康が気になる方へ)
こんにちは。
前回、ペットの水分補給問題で、
白湯(さゆ)への想いが溢れてしまったペットシッターこぐまの熊木です。
【前回の思い出】
(若人)うま、白湯うまっ…
(白湯守のマダム)せやろ…
近いって。
次はその成果についてかな、、と考えていました。
が、よくよく考えると、尿や便の状態って、健康状態、年齢、種別など個体によって様々ですよね。
また、今はウェブやSNSなどを検索すれば、獣医さんコラムなど、いくらでも良いものがあります。
(注:ただしペットの状況・症状によるので、自己判断も含め、ウェブやSNSだけで判断したり頼るのは、危険です。)
そこで、うちのネコズの成果を書いても、どうなんだろう…。
と考え直しました。
しかしながら、毎日ペットのトイレ掃除のたび、発掘品でやきもきするのは、飼い主共通の悩みです。
さらには、
いつもと違って元気がなくない?
ずっと寝てない?
ごはん残してない?
などなど。毎日の観察で違和感を覚えたとき、どんどん不安になってきますよね。
そこで、今回は、「かかりつけの獣医さん」を持つことについてお話してみたいと思います。
頼れるのは、ネット情報より、断然、「かかりつけの獣医さん」だからです。
「これくらいで、獣医さんに行っていいのかな…」というのも、飼い主共通の悩みですが、
そんな時は、なんといっても、「かかりつけの獣医さん」に相談するのが一番です。
不安な表情でコスモ(病院です)を目指す、宇宙船まるお号。
(リュック型キャリーです。)
心配な場合は、まず、電話で相談してみるのがいいと思います。
電話してみたら、意外とすっきりします。
私自身もそうしていまして、
たとえば我が家のまるおですが、実は、ずっと治りきらない、いわゆる「猫風邪」を患っております。
ずるーんと出てくるねばねばの鼻水、くしゃみ、涙目、たまにぜんそくのような呼吸…で一進一退の繰り返し。
症状は出てきたり、落ち着いたり。今まで何度もありました。
かわいいフリして鼻水が隠し切れないまるお
そんな時は、まずは、電話で心配な案件や症状を伝え、
先生に診てもらったほうがいいのか、様子見でいいのか、先生の指示を仰ぐことにしています。
そうすることで、
① 次のステップが明確になり、ひとまず安心できる。
② 具体的に次のアクション(行動)に、自信を持って進めることができる。
③ 病院に行かなくていい(様子見でいい)、又は自分だけ病院にお薬をもらいに行けば良い場合、
「病院に行く」という不要なストレスを、わが子(ペット)に与えなくて済む。
④ ペットを連れて病院に行く必要がある時は、どういう検査・治療をする可能性があるのか、その場合いくら位かかるのか、
などあらかじめ聞くことで、心とお金の準備をすることができる。
というメリットがあります。
病院に行くことがばれた時のふたり(イメージ)
あと、もう一つ。これ、結構大事です。
⑤ このコロナ渦、どの動物病院さんも、感染予防対策、予約が密にならないようなど、かなり時間を割き、
そして、心を砕いていらっしゃるように思います。
電話で聞いて③だった場合、いつもお世話になっている病院の皆様へ間接的に協力出来ますし、
結果的に、本当に病院で診てもらう必要がある方・ペットさんに、予約を譲ることができます。
ペットを愛するもの同志、困った時はお互い様。で、みんなで乗り切っていけたらいいですよね。
(かわいいので、いきなり資料映像)
ではそもそも電話自体、どうなのかしら…。
急を要するほどまずい状態。というまででも無いし。
先生や看護師さん、スタッフの方にお時間取らせて、ご迷惑なのでは…。
(↑たいていはこの段階の場合に、悩みます。まずい状態なら悩むことなく、急いで電話をするので。)
良く分かります!
私もいつもそれで、電話するかどうか、とても悩んでしまいます!
でも、大事なのは、大切な家族の健康管理。
これは聞いた方がいい!と心を決めて、早めに電話しています。
(いうまでもなく、皆さんされますよね。すいません…。あくまで、電話恐怖症の方のために。。)
1年は、犬や猫で、ひとの4年分、またはそれ以上と言われています。
ということは、3か月で、彼らにとっては1年。
体に何かあった場合、1年間ほったらかしはまずいですよね。
そのためにも普段から、相談しやすい、かかりつけの獣医さんを持つこと(見つけること)が肝要、という訳です。
健康そうでも、年1回(年を取ってきたら半年に1回)の健康診断で病院にいきましょう。
大体、血液検査をしてくれることが多いようです。
タマちゃんも最近行きました。数値はすべて平均値!奇跡!良かった!
何かありそうなボディで奇跡の平均値。
(ダイエットは必要です)
横たわったまま、野生動物のような躍動感を見せる器用なタマちょん
また、ワクチン接種や、フィラリア・ダニなどの予防薬を定期的にもらいに行く時などは、
かかりつけの病院に行き、その時に気になる事をメモしていって、質問してみると良いかもしれません。
(聞こう。と思ってるだけだと、ペットと病院。という状況に気持ちが高ぶって、たいてい聞くのを忘れます。私だけ?)
そうすることで先生も、ペットと飼い主さんの顔をセットで覚えてくれやすくなるし、状況・個性を把握してくれやすくなります。
その時に話題になった案件なら、なおさら、その後の電話相談もしやすくなります。
ペットを飼って長い方、経験豊富な方にとっては、すべて当たり前の事かもしれません。。。
新しい情報が無かったら、ごめんなさい。
ペット飼育の初心者の方、周りに聞けるひとがあんまりいなくて、どうしたら、、と思っている方への、
勇気づけになれば幸いと思い、書いてみました。
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【おまけ】
「でも、こぐま家のネコズの白湯の成果も気になるよ…?」
という心優しい皆様へ。ありがとうございます!
感謝を込めて、近日中に、【おまけ】としてさらっとレポートさせて頂こうと思います。♪
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さて、予告です。
次回は気になるペットの体重管理についてです。
我が家の2匹のネコズの場合。
(いつもうちのネコズばかりですいません。)
(資料画像)サイズ感比較
彼らは、それぞれ真逆の事情を抱えて、我が家にやってきました。
【まるお】♂(うす茶、2020年4月に保護。現在約3才)
奈良の山をハイキングで歩いていたところ、車の入れない登山道を、約1時間歩いて上ったところにある尾根の休憩ポイントで、
かなり痩せ、脱水状態だったところを発見。考えた末、翌々日に緊急保護しました。
(まるおとの出会い、決断、レスキュー決行までの準備や保護時の様子なども、追々お伝えできたらと考えています。)
保護した翌日、獣医の先生に診てもらったところ、当時、推定2~3才。体重は2.8キロでした。
Skinny Boy だった頃のまるお
(保護して12日後。毛並みもばさばさで、所々はげていました。涙)
おかげさまで現在は、4.6キロになりました。
今後はこのあたりでの、体重維持を目指していきます。
(おなかのハゲはすいません…若さをもてあまし、舐めすぎた結果。)
昔も今も、寝顔はかわいい。(親バカ)
【タマラ】♀(三毛、2020年12月に迎える。約10才)
動物愛護センターさんから、約10才で譲渡。
過去の経歴は不明ですが、とりあえず、(里親希望者として)初の面会の時点で、かなりのふっくら体形で登場。
初登場の時のタマちょん (ちょっと不安そう)
センターの方によると、約1年前に入所。当時からまんまるで、以来、ダイエットを頑張ってくださっていたのですが、
なかなか思うように減ってくれなかったそうです。
当時5.66キロ。気になる現在は…
大御所のような貫禄を見せはじめるタマちょん
(こぐま家にきて8か月目)
次回をお楽しみに!