ペットシッターわんとにゃ

お世話の様子

ぶんちゃんの老犬介護

柴犬のぶんちゃんは14歳です。
老犬であることに加え、左耳のところに腫瘍があり、かなり広がってきています。
数ヶ月前に飼い主さんから、とても沈んだ声でお電話をいただきました。
その時は、まだぶんちゃんは歩き回ることもできていたのですが、
排泄と食事の介護が始まったばかりの頃でした。
初めての老犬介護でしたので、かなり精神的にお疲れのようでした。
それからすぐに登録をされ、初回訪問をさせていただき、
いつでも私が見に行けるように鍵もお渡しになりました。
ぶんちゃんのお世話方法や体調の変化についてはいつも細かくお知らせくださっていたので、
徘徊が始まったときは怪我をしないように、
一緒にサークルを設置するお手伝いをさせていただきました。
夜泣きなどもあったので、眠れない日々も続いていると思いますが、
当初から比べると、介護の方法や悩みを打ち明けることによって、
前向きに後悔することがないよう、一生懸命されているのが伝わってきます。

ぶんちゃんの食欲が無くなり始めてからは、
立つことも出来なくなり急に体力が無くなってきました。
飼い主さんはこの春からお仕事を変わられたので、
お休み出来ない時は、代わりに動物病院につれていきました。
どういう状態なのかがわかっているので、
森田獣医科病院の先生ともスムーズに診察や処置ができました。

人間と同様に老犬介護も人の手が必要です。
また、精神的にも落ち込んだりしてしまうので、
なるべく一人で抱え込まずに誰かに相談してください。
自分の生活のためにお仕事や、息抜きも必要だと思います。
最後まで見送ってあげられるように、
代わりができることや代わりになれる時があれば、ご依頼ください。

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