こんにちは。
豆福ペットシッターの渡辺です。
今回はハムスターのお世話の中で気になった事について書こうと思います(^^)
ハムスターを飼っている方々の参考になれば幸いです。
ハムスターといえば「広い部屋の中で自由に散歩させるお世話が必要」
ということを飼育本で読んだ方もいらっしゃるかと思います。
自分自身、散歩はハムスターに必要なお世話だと思っていたのですが、
どうやらそういうわけでもないようです(^_^;)
というのも野生のハムスターは空中の鳥から狙われるので、見晴らしのいい拓けた場所を基本的には怖がります。
また、ハムスターが巣の外に出るのは縄張りの安全確認や食料の確保の本当に必要な場合に限り(しかも命がけです)、それ以外のほとんどの時間を巣の中で過ごします。
ですので、野生の暮らしぶりから考えると縄張りの安全も十分な食料もある飼育下のハムスターにとって、巣にあたるケージの外に出る散歩は必要ないのです。
むしろ上述の通りハムスターが巣の外に出るのは「命がけ」の事ですから、
ケージ外の広い場所に出す散歩は強いストレスになってしまいます。
そこで散歩が必要ない分重要になるのが、巣にあたるケージの中がハムスターにとって
「安全で快適である」ことです。
その快適なケージですが、簡単にまとめると以下のようになります。
①広さは「最低」でもジャンガリアンで60×30cmの大きさが必要
②高さは危ないだけなので必要ない
③小物は少ない方がいいけれど、ハムスターが隠れる死角は必要
ただ、中には初めから臆せず外を歩けたり、ケージの外で沢山おいしい物をもらうなどの良い経験を繰り返し、
ケージの外は楽しいところだと認識している子たちもいます。
そのような子たちはケージの外に出しても大丈夫ですが、
出ることが習慣化していると外に出られないことがストレスとなってしまうので、
定期的にケージの外に出してあげて下さい。
また、ハムスターがストレスを感じているときに出すサインは
ネットやハム語レッスン帖などの本に詳しく載っているので
ぜひ参考にしてみて下さい。
では、今回はここまでにしようと思います。
次回はこの快適なケージの条件に関してもう少し詳しく説明していきます。
お読みいただきありがとうございました!(^^)