こんにちは。
豆福ペットシッターの渡辺です。
前回は快適なケージの条件として
①広さは「最低」でもジャンガリアンで60×30cmの大きさが必要
②高さは危ないだけなので必要ない
③小物は少ない方がいいけれど、ハムスターが隠れる死角は必要
の3つをあげましたが、今回はそれぞれの項目に関して
もう少し詳しく説明していこうと思います。
まず①に関してですが、ケージがこの広さ以下ではハムスターが生活する
空間としては狭すぎるので、大きなストレスとなってしまいます。
飼われているハムスターは生涯ほとんどの時間をケージの中で
過ごしますので、ケージの大きさはよく考えてあげてください。
次に②に関しては、ハムスターは視力がとても弱く高さを認識することが苦手です。
ハムスターは見ての通り身体も繊細な生き物ですから、
ちょっとした高さから落ちても骨折する可能性があります。
ハムスターの骨折は致命的で、治らないことの方が多いです。
おおよその場合、足を切断することになります。
ですので、落下の危険性のあるケージは絶対に選ばないでください。
最後に③ですが、歳をとっていくほどに余計な小物はハムスターの生活の負担になってしまうので
下に画像ものせてありますが、ケージ内はシンプルにします。
また、いくつか死角を作ってあげるとハムスターは安心します。
死角の作り方としては、例えば巣箱とトイレの距離が離れている場合、
間にトイレットペーパーの芯や人側からの視線を遮る仕切りがあると
ハムスターはケージ内を移動しやすくなります。
以上のことを踏まえて
市販のケージで僕がお薦めするのはイタリアFOP社のデュナシリーズです。
一番小さいミニデュナでも最低限の広さを確保しており
プラスチックのシンプルな作りなので、軽くて掃除がしやすく取り扱いやすいです。
ゴールデンハムスターですと、ミニデュナより大きい
デュナマルチくらいの大きさが必要になってきます。
上の画像はわが家で使っているミニデュナケージです。
まるも人目につかない場所が落ち着くようで
日中に巣箱から出ているときは
よく回し車の後ろや砂場の横に挟まっています。
この右下を布で覆ったり、身体を隠せる小物を一つ置くなどして
死角を作ってあげるとより良いと思います。
あとは衣装ケースも安価で軽く、十分な広さがあるのでおすすめです(^^)
では、今回はここまでにしようと思います。
お読みいただきありがとうございました!(^^)