夏太郎君 5歳
飼い主さんが急に救急車で入院して、何日かひとりぼっちでお家にとり残されていた夏太郎君。
かれこれ早いものでお世話を始めて半年も過ぎました。
最初に、飼い主さんからの藁をもすがるメールをいただき、慌てて病院へ初回訪問⁈しました。
夏太郎君のお世話マニュアルを作成し、鍵も受け取り、大急ぎで入室すると、案の定1つしかないトイレが大変なことになっていました!
飼い主さんは 自分の体調もさることながら、どんな思いでこの数日過ごされてきたのかと思うと、胸が痛みました。
夏太郎君はとてもおとなしい性格なので、鳴声は聞こえても、実際に対面するまでは1ヶ月ぐらいかかりました。
お世話に関しては 訪問は3日に1回です。 ご飯は大体1日に食べる量が決まっているので、少し多めに置いていきます。トイレは1つしか無かったので 予備に片付けてあったトイレも出すとすんなりしてくれるようになりました。
徐々に慣れてきて出てきてくれるようになり、今では解錠すると喜んでお迎えしてくれるようになりました。
寒い冬を乗り越え、ひたすら飼い主さんを待っている夏太郎君が、とても愛おしいです。
体調を壊さないように、いろいろなことを気をつけています。なるべく淋しくならないように、ストレスが溜まらないように、優しい性格がそのままであるように、時間の許す限り満足そうにするまで遊んであげたいと思っています。時々窓の外を眺めている後ろ姿に、1日でも早く飼い主さんとご対面できるように願っています。