猫用おもちゃの誤飲について

こんにちは、ペットシッターゆりかごの長岡です。

緊急事態宣言が5月31日まで延期され、この先も不安な日々が続くことになりそうです。
今は手洗い・うがいの徹底、3密を避けるなど、出来ることを続けていき、
とにかく感染の可能性を少しでも減らしていくことが大切だと思われます。

もしペットのことで何かお困りのこと等がございましたら、いつでもご相談ください。
ペットのお世話はもちろんのこと、もし当店でのお世話が困難な場合でも、
他の対応可能なintopet加盟店をご紹介する等、出来る限りのことをさせていただきます。

さて、毎回暗いお話をするのも気が滅入るだけですので、
今回は猫のお世話時に関するお願いについて少しお話ししていきたいと思います。

お世話をお引き受けする際、「おもちゃで遊んであげてほしい」
というご依頼をされる場合があります。
もちろん喜んでお受けするのですが――

・誤飲の恐れのあるおもちゃはなるべく避ける
・避けられない場合、人の目が無いときは猫の手の届かない場所に保管しておけるようにする

というのが、当店からのお願いになります。

誤飲の恐れがあるおもちゃというのは、例えば↓の写真のようなもののことです。

これはねずみのおもちゃですね。ご愛用されている方も多いかと思います。
小さいねずみとなると、成人男性の親指くらいの大きさなので、
猫にとっては簡単に飲み込めてしまうサイズなんですね。

――飼い主さんと遊んでいるときは飲み込むそぶりを一切見せない
――普段から床に置きっぱなしにしているけど今まで飲み込んだことがない

という場合でも、ある日突然、何の前触れもなく飲み込んでしまうことがあります。

私の知人で、まさにそういう人がいて、その人いわく、
ある日急に飼い猫の食欲が無くなり、動物病院でレントゲン検査をしてもらったところ、
お腹の中に小さなねずみのおもちゃが入っていたそうです。
とりあえずそのときは、猫がすぐに吐き出してくれたおかげで事なきを得たとか……

その話を聞いて以来、私も小さなおもちゃは出来るだけ高い場所に置いたり、
そもそもなるべく買わないようにしたりと、それまで以上に気を遣うようになりました。

とは言え、うちのニャーは太りやすい体質のため、お気に入りのおもちゃを使って
なるべく一緒に遊んで運動させないとダメなんですよね……

こんな感じでねずみのおもちゃは今も活躍中です^^;

こうして飼い主自身が使う分には勝手も充分に分かっているのでほぼ問題ないと思うのですが、
第三者であるペットシッターが扱う場合は、どんな不測の事態が起こるかも分かりませんので
(猫ちゃんも自分の飼い主以外の人間が相手だと、予想外の行動を取ったりもしますので)
ペットシッターご利用の際は、出来れば誤飲の恐れのあるおもちゃは避けて欲しい、
というのが今回のお願いになります。

もし難しい場合は、別途ご相談いただければと思います。

というわけで、猫用おもちゃの誤飲の可能性についてでした。
それでは、今回はこれにて失礼いたします。