一人暮らしでペットを飼うということ
こんにちは、ペットシッターゆりかごの長岡です。
外出自粛が続き、一日の大半を自宅で過ごされている方が多いかと思います。
私もその一人で、結果的に、愛猫であるニャーと一緒にいる時間がグッと増えました。
喜んで良いのかどうか……複雑な気持ちです^^;
こんな面白い場面に遭遇する機会も増えました^^
さて、現在の私はニャーと二人で支え合いながら暮らしておりますが、
こうして長時間ニャーと一緒にいると、普段は忙しくてなかなか考えられない、
いろいろなことが頭をよぎってしまいます。
その中でも特によく考えてしまうのが、
ある日突然、自分が孤独死してしまったら、どうしよう?
ということです。
今は新型コロナウィルス感染により突然入院するというリスクもありますので、
孤独死ではなくとも、ある日突然ニャーがひとりぼっちになってしまう可能性は
充分に考えられる事態なんですよね。
そのような事態になった場合、ペットはどうなるのか……
「孤独死 ペット」でGoogle検索すると、目を疑うような凄惨な写真や記事が
わんさかと出てきます。
糞尿だらけの部屋、共食いする猫、飼い主のベッドで亡くなっている犬、等々……
想像するだけでも悲しくなってきます。
(この文章で気分が悪くなった方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ございません)
ではそういった場合に備えて、単身者はどうすればいいのか――
一例として、東洋経済さんに掲載されていた記事をご紹介したいと思います。
一人暮らしで動物飼う人の小さくないリスク
~飼う前に知っておきたい3つのこと~
https://toyokeizai.net/articles/-/235612
上記URLでは、単身世帯が年々増加傾向にあること、単身者のペット需要が高まっていること、
ブリーダーが単身者へのペットの譲渡を敬遠していること、そして、単身者の孤独死と、
それに伴って残されたペットの悲しい結末――といったことが書かれています。
そして、単身者がペットを飼う前に知っておきたい3つの事柄を紹介しています。
いずれも、悲しい事態を避けるためにやっておくべきことについて書かれています。
簡単にまとめますと、
1:ネットワークカメラを活用する
記事の中では、単身者が留守中にペットの様子を知る手段として紹介されていますが、
別居中の家族等にもPCやスマホからアクセスできるようにしておくと、
何かあったときでもすぐに異変に気付いてもらいやすくなるかもしれません。
2:もしものときに備えていく
入院時の一時的な預け先や、「次の飼い主」を決めておくことも重要、というお話です。
また、「ペットを飼っています。私になにかあれば、ここに連絡をしてください」
といったメッセージや「ペットの性格や食べ物などの詳細情報を記入したノート」を
あらかじめ用意しておくことがおすすめされています。
これらの情報をまとめたペットレスキューカードを作成しておくのも良いと思います。
ツイッターでとても素敵なカードを公開されている方がいらっしゃいましたので、
是非参考にしてみてください。
たまゆらんさんのツイート読んでから私に出来ることはないかと作ってみました。足りないことがあるとは思いますがもしよろしければ使ってください。3種類お好きなのをどうぞ。まず横半分に折って縦半分に折ってもらうと保険証を挟めるようになります。全てのペット達が幸せに暮らせますように pic.twitter.com/uGmcwHSyRG
— ハセガワ・アヤ (@marojuice) December 9, 2019
3:困ったときに相談できるペットの専門家を見つけておく
かかりつけの獣医師やブリーダーなどの専門家、ペットを長く飼っている友人等に
相談することをおすすめされています。
また、どこまでできるかは分かりませんが、ペットシッターとして私からも
何かご協力できることがあるかもしれません。
もし単身者の方で、ペットについてご不安なこと等がございましたら、
いつでもお気軽にご相談いただければと思います。
ご紹介は以上になります。
こんなご時世に少し暗いお話をしてしまい、申し訳ございませんでした。
そもそもなぜ今回、このような話をしようと思ったのかと言うと、
最近、「家猫ぶんちゃんの一年」という漫画を読んだからです。
飼い主が孤独死してしまった猫の一年を描いたお話、という、
まさに今回のブログの内容にドンピシャのものなんですよね。
作者様がツイッターで無料公開されていますので、
興味のある方は是非一読してみてください。
飼い主が孤独死してしまう猫の一年の話。#猫の日 pic.twitter.com/FjX81WXz89
— 真造圭伍 ひらやすみ7集4月11日頃発売!! (@shinzokeigo) February 22, 2020
それでは、今回はこれにて失礼いたします。