ペットシッター士という資格について
こんにちは、ペットシッターゆりかごの長岡です。
ここ数日、新型コロナウィルスの感染がどんどん確認されていますが、
皆さまの方は大丈夫でしょうか?
こちらの方(伊勢原、厚木、海老名、秦野あたり)では、感染例は耳にしておりませんが、
油断大敵ですので、手洗い、うがい、マスクの着用等を怠らないようにしていきたいですね。
さてそんな中、私は近々、動物取扱責任者の研修へ行くことになっています。
「新型コロナの影響で中止になるんじゃないか」
「その方が感染予防できていいけど、このために予定空けたのになぁ」
という複雑な思いを抱いてはおりますが、それは置いておくとして――
今回は、ペットシッターゆりかごについて、もう少しだけ知っていただくために、
「動物取扱責任者とは何なのか?」
「ペットシッター士という資格と動物取扱責任者はどういう関係なのか?」
について、極々簡単にではありますが、ご説明していきたいと思います。
まず、「動物取扱責任者」とは、動物を取り扱う業者が、事業所ごとに常勤かつ専属の職員の
中から選任する者のことを言います。
ここではいくつかのパターンがありますが、私は個人で営業しておりますので、
動物取扱業者=動物取扱責任者=私
ということになります。
この動物取扱責任者になって、ペットシッターを営むにはどうすれば良いかというと、
開業する地域の動物愛護センター等に、第一種動物取扱業の登録を申請する必要があります。
第一種動物取扱業には「販売、保管、貸出し、訓練、展示、競りあっせん、譲受飼養」といった
種類があり、ペットシッターに該当する「保管」で登録しなければいけません。
(この他、「訓練」はトレーナー、「販売」はブリーダーが該当する、といった感じです)
そして、第一種動物取扱業の種類ごとに求められる資格が存在し、「保管」での登録には、
ペットシッター士、認定ペットシッター、愛護動物取扱管理士、愛玩動物飼養管理士、
などの資格の取得が必要となります。
私の場合は、ペットシッター士の資格を取得してから、伊勢原市に事務所を用意し、
平塚市にある神奈川県動物愛護センターにて、動物取扱業の登録を行いました。
登録自体は、必要なもの(事務所、書類等)が揃っていれば問題ありません。
というわけで、ペットシッター士の資格を取ることが、私にとって最初のハードルでした。
ペットシッター士の取得には、以下の3パターンの方法があります。
・通信講座コース:2ヶ月~6ヶ月の間、自宅で学習し、最後に試験
・通学コース:6日間スクールに通って集中学習し、最後に試験
・カルチャースクール講習:2日間カルチャースクールに通いつつ自宅学習し、最後に試験
私は、カルチャースクール講習を受講しました。
カルチャースクールでは、現役のペットシッターの方が講師にいらっしゃり、
テキスト3冊に加えて、自作のプリントや動画付きのパワーポイントを使って、
ペットシッターについての知識や経験を丁寧に教わることができました。
学習内容としては、様々な動物の生態や病気、お世話の仕方に加えて、
ペットシッターを営んでいく上でのハウツー等も含まれていました。
当日は受講者が8人ほどいたのですが、私含めて全員合格でした!
こんな感じで1週間後くらいに賞状が送られてきます^^
こうして、晴れてペットシッターを開業するに至りました。
資格取得の際に学んだことは、基本的なことながらも、とても大切なことなので、
何年ペットシッターを続けようとも、忘れずに実践していきたいですね!
それでは、今回はこれにて失礼いたします。