猫つぐらを作る!

こんにちは。キャットシッターNearです。

京都も朝夕が寒くなってきました。猫が丸くなっている日が増えたので夜は暖房をつけています。

さて、皆様は「猫つぐら」という工芸品をご存知ですか?

「猫つぐら」は、「猫ちぐら」と呼ばれる地方もあるそうですが、藁で編まれた籠。かまくらのようなフォルムで保湿性に優れた、いわゆる猫ハウス!狭くて、ほんのり暗くて、暖かいなんて、猫が嫌いなわけありません。

「つぐら」は日本有数の豪雪地帯「長野県の栄村」で作られている藁の伝統工芸品です。

米作りが盛んな栄村は、秋の収穫を終えると長い冬を迎えます。雪が積もる4ヶ月の間、米作りで残った稲藁を使い、いろんな種類の籠が編まれていたそうです。農作業中に赤ちゃんを寝かせておく「ぼぼ(赤ちゃん)つぐら」、炊いたご飯が冷めないようにおひつを入れておく「飯つぐら」、そして、なんと猫のために作られた「猫つぐら」。農家さんでは、農作物をネズミから守ってくれる猫が、多くの家で大切にされていて「猫が心地よく過ごせるように!」と作られているのだそうです。

猫と共に生きている栄村ステキだな〜(=^ェ^=)
きっと猫達も喜ぶはず!
私も猫つぐらが作ってみたくなりました。

栄村では技術を学ぶための講習会も行われているようでしたが、遠方の私には参加が難しく、作り方をホームページで眺めていました。なんとなく作り方は分かったけれど、藁をたくさん家に仕入れるのはちょっとハードルが高い…と思っていたところ、紙紐で編む方法を知りました。

ちょっとテイストは違うけど、紙紐ならできるかも!と制作開始♪
少し形になってくると格好のお昼寝場所。。。

また、猫にとっての紙紐は、興味をそそる楽しいおもちゃでしかなく制作は難航。。。

それでもなんとか完成〜(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

中にも入るけど、上にも乗るよ♪ 爪も研ぐよ♪
なので、手作りつぐらの長持ちは難しいかもしれませんが、
ご興味のある方は、ぜひ作ってみてください!

↓ なんとか制作できたのは、この本のおかげです ↓
「猫つぐらの作り方」

寒い日も、ねこと共に暮らす幸せ(=^ェ^=)/にあ

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